ミステリアス・トレジャー
2024年11月4日
11/1(金)に台湾のマーダーミステリーゲーム店舗を、11/3(日)に台湾のボードゲーム店舗を視察訪問してまいりました。台風21号(コンレイ)の影響で訪問日程の変更を余儀なくされましたが、予定していた店舗をすべて訪問することができました。台湾のアナログゲーム環境を改めて理解する良い機会となりました。以下、訪問したお店をご紹介します。
11/1(金)マーダーミステリー店舗訪問
○遊域(Your Game Space)
通りに面した入口から階段を降りて地下に入ると入口が見えてきます。通路は狭く、昔は防空壕として使われていたのだろうかと思えるような雰囲気でしたが、中には十分な広さの部屋がいくつかあり、ゲーム用の部屋は4部屋。
この店は白い壁一面にプロジェクターで場面に合わせた画像を投影するのを売りとしていました。
○衛斯理探案館(Murder Wesley)天祥館
こちらは店舗をいくつか展開していますが、今回訪問したのは台北市内の天祥館。こちらも地下にあるお店で、さまざまなテーマの部屋が12部屋ありました。
このお店で聞いた話では、台湾ではホラーシナリオの人気があるそうです。最近は中国のシナリオが長大化しているものの、台湾ではまだそれほどプレーヤーが多くなく、長時間シナリオの受け手が少ないため、中国からシナリオを仕入れるのが難しくなっているとも。
○劇光燈(Spotlight LARP)
全5フロアのマーダーミステリースペースで、1階はボードゲームもできるバースペース。隣接するレストランもオーナーが同じで、ゲーム中に部屋から食事を注文することもできるそうです。
初心者をメインターゲットにし、バースペースや脱出ゲームなど幅広く施策を打っているとのことでした。
訪問した3店舗とも、中国大陸の店舗のような衣装の貸し出しを行っている点は共通していました。また、主に中国大陸のシナリオを仕入れているものの、同じ中国語でも中国大陸では主に簡体字を使うのに対して台湾では繁体字を使うため、店舗が独自に繁体字化して印刷し直しているという話も三店舗とも同じでした。
11/3(日)ボードゲーム店舗訪問
○卡牌屋
台北駅に近く、アクセスに便利なので観光のついでに寄りやすいボードゲームショップです。欧米メーカーや台湾メーカーの定番ゲームがそろっています。有名ゲームの台湾エディションもあったりするので、お土産にもいいかもしれません。
○女巫店
音楽関係のイベントを多く企画しているカフェですが、プレー用のボードゲームも置いてあります。また、スワンパナシアのゲームを買うこともできます。
○陽光桌遊
台北ドームや松山文創園区の近くにあるボードゲームショップです。定番作品のほか、日本でいうところの同人ゲームに近いゲームの取り扱いもあり、掘り出し物が見つかるかもしれません。
おまけの写真